コラム

バイアグラジェネリックについて

2015.08.28

バイアグラのジェネリック医薬品が登場したことにより、バイアグラと同等の効果を安価に手に入れることができるようになりました。国内の製薬会社で続々と発売されているため、安心感を持つ方も多いのではないでしょうか。さらには水無しで服用できるタイプも登場し、「服用していることが気づかれにくい」という利点も生まれました。また、コーヒー風味やレモン風味など、飲みやすさの面でも工夫が施されています。

日本の厚生労働省で認可を得ているバイアグラジェネリックは、先発医薬品であるファイザーのバイアグラと同様の有効成分を保持しています。つまり、その副作用や処方の制限もバイアグラと同様なのです。バイアグラと服用すると、「顔のほてり」「目の充血」「頭痛」「動悸」「鼻づまり」などの副作用が見られることがあります。そして中には、バイアグラの処方を受けられない方もいらっしゃいます。バイアグラジェネリックにおいても、同様ですので、ご注意ください。

【バイアグラジェネリックの処方を受けられない方】

・硫酸剤あるいは一酸化窒素供与剤を使用中の方
・心血管系障害などにより性行為が不適当と考えられる方
・重度の肝機能障害のある方
・低血圧もしくは高血圧の方
・脳梗塞や脳出血、心筋梗塞、狭心症の既往歴がある方
・網膜色素変性症の方

上記以外にもバイアグジェネリックを併用すると危険をもたらす薬もありますので、服用中の薬剤のある方は必ず薬名を控える、もしくは薬を持参の上、クリニックを受診してください。
特にジェネリックはインターネットで個人的に購入される方が比較的多く見受けられますが、健康被害は後を絶たず、大変危険な行為です。必ず、医療機関で処方されている正規品を服用するようにしましょう。ジェネリックの登場により、安心で安価な薬品を手に入れられる、という状況になってから、クリニックへ来院される患者様も増えています。価格面で一歩踏み出せなかった方には、まさにうってつけのED治療薬と言えるでしょう。ぜひご検討ください。