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バイアグラとステンドラの効果の違い

ED(勃起不全)治療薬には、色々な種類のED治療薬が世界中で製造販売しています。代表的なものでいうと約20年前に誕生して世界で1番の処方率を誇るバイアグラ(シルデナフィル)やバイアグラよりも即効性のあるレビトラ(バルデナフィル)、効果持続時間が長くて通称「ウィークエンドピル」と呼ばれているシアリス(タダラフィル)などがあります。今回お話させていただくのは先ほどの3種類のED治療薬の後に2012年にアメリカのカルフォルニア州で製造販売している「ステンドラ」です。ステンドラの有効成分はアバナフィルでバイアグラよりも即効性のある薬剤で使い勝手がよいと言われています。そこでバイアグラとステンドラの効果の違いなどに触れていきたいと思います。

それぞれの成り立ち

バイアグラ

世界初のED治療薬として1998年にアメリカのファイザー製薬から製造販売されました。バイアグラ(Viagra)は有効成分シルデナフィル(Sildenafil)が含まれているED治療薬で、もともとは狭心症を治療する薬剤として研究・開発されてきましたが臨床試験中に勃起機能を改善する作用が見つかったことが分かり、ED治療薬として製造販売されるようになった経緯があります。日本国内では1999年に厚生省(現在の厚生労働省)より承認を受けて販売が開始されました。

ステンドラ

ステンドラ(Stendra)は有効成分アバナフィル(Avanafil)という成分が含まれており、日本の田辺三菱製薬が即効性があって副作用の少ないED治療薬として研究開発されてきました。そして2001年に製造販売権をアメリカのVivus社に譲渡し2012年に正式に販売が開始された経緯があります。有効成分アバナフィルはED治療薬として2012年に「スペドラ」、韓国では2011年に「ゼピードラ」の商品名で製造販売開始されています。

バイアグラとステンドラの規格

バイアグラには3つの用量があり25mg錠、50mg錠、100mg錠と分かれており、世界標準の用量はバイアグラ100mg錠です。形状や色は様々な製薬メーカーがバイアグラ、バイアグラジェネリックを製造販売していますので多種多様に存在します。形がひし形や丸型、色が青色や白色など多岐にわたりますが共通していることは有効成分や用量、そして効果など全く同じだということです。なので製造費などが抑えられている安価なバイアグラジェネリックを服用していただくことをお勧めします。

ステンドラの用量も3種類あり50mg錠、100mg錠、200mg錠と分かれておりこちらも世界標準の用量は200mg錠です。ED治療薬は効くか効かないかの薬剤ですので最初は高用量のものでしっかりとした効果を実感していただく意図があります。形状や色はバイアグラやバイアグラジェネリックと同じように世界中の製薬メーカーが製造販売しているので様々な形状や色が存在します。

ED治療薬の作用機序

バイアグラの有効成分シルデナフィルやステンドラの有効成分アバナフィルはPDE-5(ホスホジエステラーゼ5型)阻害薬に分類される薬剤です。陰茎海綿体において勃起機能を収める作用のあるPDE-5の働きを阻害し、勃起を促す物質cGMP(環状グアノシン―リン酸)の働きを促します。それによって陰茎周辺の血管拡張と血流増加が促されしっかりとした勃起が可能となります。

バイアグラとステンドラの効果・服用方法

しっかりとした硬さを発揮するバイアグラ

バイアグラは服用してから30分~1時間で効果を発揮し始め、3~6時間効果が持続すると言われています。もちろんその日の体調や個人差はありますが服用して30~90分後が血中濃度が最も高くなると言われています。ただ服用しただけで勃起するというわけではなく性的な刺激を受けないことには勃起が始まりません。またED治療薬は血流を改善することによって勃起の補助をする薬剤ですので、精力増進や性感染症対策になるような効果はありません。服用方法は性行為の約1時間前に水または白湯で服用してください。バイアグラは食事やアルコールの影響を受ける薬剤なのでやむを得ず食後に服用する場合は食後から約2時間以上は必ず空けて服用するようにしましょう。アルコール類は適量で嗜む程度であればリラックスした効果をもたらし、ED治療薬に良い影響を与えますが過度なアルコールの摂取は十分に効果が発揮されない確率が高くなりますのでご注意ください。

即効性のあるステンドラ

ステンドラは服用して15~30分ほどで効果を発揮し始め、効果持続時間は6~8時間と言われています。三大ED治療薬と言われている中のレビトラも服用後30分ほどで効果が発揮し始めるのでレビトラと近い位置づけのED治療薬と言えます。ステンドラは食事の影響を受けにくいとされていてバイアグラと比べると使い勝手の良い薬剤です、しかし薬剤の効果をしっかりと発揮したい場合はバイアグラと同じように空腹状態に服用するのが一番です。

バイアグラとステンドラの副作用

主な副作用はバイアグラとステンドラの両方に当てはまり、顔の火照りや頭痛、動悸、鼻詰まりなどがよく見る症状でお酒を飲んだ時と同じような感覚だと思ってください。このような症状は薬剤の効果時間が過ぎていくとともに治まっていきますのでご安心ください。もし頭痛が気になる時にはロキソニンなどの鎮痛剤を併用が可能です。過敏に副作用に不安を感じる必要はありません。

ED治療薬の処方について

日本国内でのED治療薬の処方や購入を希望する方は年々増加しています。バイアグラやバイアグラジェネリック、そしてステンドラなどのED治療薬の購入がインターネット通販や個人輸入代行などで簡単に手に入れることができるような流れになっています。しかしそういった手段で手に入る薬剤の約6割は偽造品であることがデータで発表されています。なのでED治療薬を処方を真剣にご検討の方は必ず医療機関で、医師の診察を受けた上でご自身にあったED治療薬を処方してもらうようにしましょう。