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インタグラの効果と耐性

ED治療薬バイアグラ(シルデナフィル)は世界中の製薬会社で製造販売しています。現在、有効成分や効果など全く同じバイアグラジェネリックが世界各国から世に出ています。バイアグラジェネリックは世界中のスタンダードになっており、欧米の国のほうでは薬局で気軽にED治療薬を購入できる世の中のなっています。今回はインドのインタスファーマ社(Intas Pharma Ltd.)から製造販売しているインタグラ(Intagra)についてお話しさせていただきます。

インタグラとは

インタグラはインドのインタスファーマ社から製造販売しているバイアグラのジェネリック医薬品になります。バイアグラと同じ有効成分のシルデナフィル(Sildenafil)が含まれており、シルデナフィルには血管を拡張させる作用があり血液量を増やしていくので陰茎内部の血液を引いていくのを抑えて、しっかりとした勃起を起こしなお且つ勃起を持続する働きがあります。

インタグラの規格

規格は世界中の製薬会社がバイアグラジェネリックを製造販売していますので、形状や錠剤の色などは様々です。インタグラは形状がひし形で薄い青色の剤型になっています。用量は100mg錠のみで一日のバイアグラの極量が100mgまでと決まっているので、インタグラは100mg錠を1日1回1錠です。よく「この形でこの色じゃないの?」という質問が多くありますが、先ほどもお話している通り色んな製薬会社が製造販売していますので形状や錠剤の色は一つだけではありません。

インタグラの効果

インタグラを服用すると約30分~1時間で効果を発揮し、効果持続時間は4~5時間持続します。しっかりとした効果を発揮させるには空腹時に服用していただく事が大事です。空腹時に服用することによって通常よりも高い効果を発揮しインタグラの効果を実感できます。インタグラは性器の血流を促す働きがありますが、インタグラ自体には性的興奮を促したり精力剤ではないのでご注意ください。

インタグラの服用方法・飲み方

基本的にはバイアグラと同じ服用方法で性行為の1時間前に空腹の状態で水または白湯で服用してください。インタグラだけでなくED治療薬は食事の影響を受けるお薬ですので、空腹状態で服用していただくほうがしっかりとした効果を発揮します。もしやむを得ず食後に服用される場合は食事をしてから約2時間以上空けてから服用するようにしてください。あるいは空腹状態で服用して体の中に有効成分シルデナフィルを吸収した状態(約1時間以上)で食事するようにしましょう。ただ上記でもお話してますが空腹時に服用することがベストです。

インタグラの副作用

バイアグラと同じ有効成分で作用や効果も同じになるのでインタグラの副作用も次のようなものが見られます。インタグラには血管を拡張させる作用がありお酒を飲んで顔が赤くなるほてりがでたり、動悸や頭痛、鼻詰まり、紅潮、目の充血などが見られます。しかしその副作用も薬の効果が消失していくと共に自然と治まっていきます。それでも頭痛が治まらない場合には頭痛薬などの鎮痛剤を併用していただいても大丈夫です。副作用にはその日の体調だったり個人差によって大小違ってきますので気になる方は一度医師に相談してみることを勧めます。

お薬自体の耐性

ED治療薬は血管を拡張させて血管の循環を良くして、特に陰茎海綿体の血管を拡げることによって勃起の働きを補助する→血管を健康にするお薬です。一般的なお薬は服用していくと体に耐性ができて効果が無くなってくると考えられていますが、ED治療薬は服用すればするほどEDが改善していくと言えます。風邪薬のような咳を止めたり熱を下げたりするということではなく不足している部分を補っていくお薬ですので、継続的に服用していくことによって不足している部分が段々と少なくなり血管をより健康にしていきます。

継続服用していきましょう

またED治療薬を一度服用してしまうと薬なしでは勃起ができなくなるのではないかというお声を聞いたりしますが、ストレスからくる心因性EDの場合は何度かED治療薬を服用して性行為に対する自信を取り戻せば、ED治療薬が要らなくなることもあります。器質性EDの場合には服用を継続する必要がありますが、お薬によって症状が悪化することはありません。詳しいお話を聞きたい場合は専門の医療機関で医師の診察を受けましょう。

インタグラ処方・購入について

ED治療薬の専門のインターネット通信販売や個人輸入代行業者を介しての購入等で誰でも手軽に購入できるようになっています。ただインターネット通信販売や個人輸入代行からの購入は製薬メーカーの調査によると、約6割以上が偽造品が混入されているという調査報告を受けています。手軽に購入が可能だとはいえ服用して重篤な健康被害を受けたりお薬の成分が全く違う粗悪品が混じっていたりと最悪の事態を招く可能性があるため、しっかり環境の整った医療機関で一度医師の診察を受けてお薬を処方してもらうようにしましょう。