コラム

レビトラについて

2015.08.28

レビトラの魅力は、何と言っても「速く効く」「長く効く」ところです。日本で2番目(2004年)に認可を受けたED治療薬で、バイアグラに比べ食事の影響も受けにくく、作用時間も長いことが人気の理由です。有効成分が水に溶けやすい性質を持つため、速く長く効くとも言えるでしょう。

レビトラは服用して10~30分程度で効き始め、5~8時間程度、効果が持続します。また、錠剤も小さめで飲みやすいという利点もあるのです。

レビトラが効く構造はバイアグラと同じように、勃起を抑制する酵素を阻害して、勃起しやすくなるというものですが、バイアグラ服用者があまり効果を感じられず、レビトラに変えたところ、効果が出たという声も多数挙がっているほど優れた医薬品です。

さらに、ED治療薬には勃起時の硬さを維持する効果があるのですが、その硬さが足りないことで起こる早漏症(PE)の改善においても、レビトラは力が高いと言われています。

しかしレビトラの処方を受けられない方もいらっしゃいますので、ご注意ください。

【レビトラの処方を受けられない方】

・硫酸剤を使用中の方
・心血管系障害などにより性行為が不適当と考えられる方
・先天的に不整脈がある方や、現在抗不整脈薬を使用中の方
・脳梗塞、脳出血や心筋梗塞、狭心症の方
・重い肝障害のある方
・血液透析が必要な腎障害のある方
・低血圧または高血圧の方
・抗ウイルス薬、抗真菌薬を使用中の方
・網膜色素変性症の方

上記以外にもレビトラを併用すると危険をもたらす薬もありますので、服用中の薬剤のある方は必ず薬名を控える、もしくは薬を持参の上、クリニックを受診してください。
またレビトラにも副作用が見られます。主な症状は「顔のほてり」「目の充血」「頭痛」「動悸」「鼻づまり」などです。
レビトラもバイアグラと同様、インターネットで流通している偽造品は有効成分が入っていなかったり、不衛生で品質管理にも問題があったりします。重大な健康被害を及ぼす可能性がありますので、必ずクリニックで処方を受け、服用することを推奨します。正しい知識と処方で、快適な性生活を送りましょう。